「E92型 M3 M DTC Drivelogic」「E92型 M3 6MT M Drive PKG」の紹介

皆様こんにちは

今回のブログでは、展示車輌から「誰よりも速く、攻撃的で刺激的な走り」を楽しめるMモデルから、E92型M3の「M DCT drivelogic」と「6MT M Drive PKG」の2台をご紹介させていただきます。

4リッターV8エンジンを搭載したこのM3は、圧倒的なパワーと強大なトルクを手に入れ、遠くまで速くそして快適にドライブできるグランドツーリングカーとして2007年に誕生しました。

グランドツーリングカーに相応しく、そのアクセルペダルはしっかりとしていながらもスムーズに踏み込むことが出来ます。

そして、一旦動き出せばどこまでもトルクフルに加速してくれるだけでなく、リニアなアクセルワークにも反応してくれる柔軟性にも優れており、この車の持つポテンシャルの深さを感じさせてくれます。

乗り心地は若干固めではありますが、ハイパフォーマンスカー特有の粗さなどは無く、バケット形状のスポーツシートは座り心地もよくしっかりと体をホールドしてくれるため、安全且つ快適に長時間のドライブを楽しめます。

ステアリング操作には重さを感じるかも知れませんが、必要以上の力を必要とするほどでもなく、路面からの情報を的確に掌に伝えるためには適度な重さとも言えます。

BMW M社が開発したこのS65エンジンは、驚くほど鋭くスムーズに吹け上がり、回転数と速度が実に綺麗にシンクロしながら上昇、0-100km/hを僅か4.8秒という加速性能を見せつけてくれます。

エギゾーストノートはＶ型ながらも直列エンジンに負けず劣らずの高音と重低音を響かせ、その官能的なマフラーサウンドでやんちゃな遊び心と上質な大人っぽさ2つの表情を持ち合わせ、ゆっくりと街中を走行するドライブシーンからサーキットでの限界を目指す超高速度域まで、マルチなシチュエーションに応じた楽しさを味わえる1台でしょう！！

【E92 M3 6MT】

【E92 M3 DCT】

スポーツカーとしての運動能力の高さはもちろん、市街地走行や居住性などの実用性が融合したモデルがE92型のM3です。

E92型M3の外観は、洗練されたクーペのボディラインに獲物を捕らえて離さないと言わんばかりの迫力をプラスさせた専用エアロパーツを纏い、まさにクールビューティーな趣きがあります。

有り余るほどのエンジンパワーを確実に路面に伝える為に装着されたワイドタイヤを包み込むよう、グラマラスに張り出した前後フェンダーにフェンダーダクト、M3の存在感を際立てるが如くフェンダーダクトに設けられたウィンカー、放熱用エアスクープを設けたアルミ製ボンネット、空力を考慮したM3専用エアロにサイドミラー、官能的なエギゾーストノートを奏でる４本出しマフラー、そしてM3クーペ最大の特徴とも言える専用のカーボンルーフ等、、、

一目でM3であることが認識出来るほど主張したデザインになってます。

ノヴィロレザーのスポーツシートとカーボン柄の本革パネルがスポーティ且つ高級感のある落ち着いた室内空間を演出しており、i-Driveや純正HDDナビ・ETC、コンフォートアクセス、シートヒーター、オートクルーズ等の快適装備ももちろん充実しています。

最大出力420ps、最大トルク40.7kgを発揮し、僅か4.8秒で時速100km/hに達する驚異的な加速性能を誇るM3のメーターには、最高速330km/hが刻まれ、レッドゾーンは8,000回転以上。

このS65エンジンユニットがいかに高回転エンジンであることを物語っています。

そして、展示されている2台にはM3の醍醐味を満喫するには欠かせないであろう、オプションのＭドライブパッケージがもちろん装備されています。

このＭドライブパッケージには、EDC（エレクトリック・ダンパー・コントロール）とＭサーボトロニック・パワーステアリングが装備され、ダンパーの硬さ調整やDSC（ダイナミック・スタビリティ・コントロール）のオン/オフ、そしてエンジンレスポンスの調整が画面設定で行えます。

ステアリングのＭスイッチでパワーモード/EDCモードの切り替えが可能で、Ｍダイナミックモードでは横滑りを許容しつつ、限界時にはDSCのトラクションコントロールで車がスピンしないよう自動的に姿勢制御してくれるので、慣れていない人でもサーキット走行などで積極的に攻め込むことができます。

その安全性能も言うまでもありません！！

ヘレスブラックのM3には、MDCT（Ｍダブルクラッチトランスミッションの略）と呼ばれるクラッチディスクを二つ組み込んだSMGに変わる新しいセミオートマチックのミッションを装備しています。

DCTの仕組みを簡単に説明すると、ギアチェンジの際に非接続側のクラッチを半クラ状態で待機しリニアに接続させることで、通常のトルコンATのギアチェンジ時に生じてしまう動力伝達ロスも無く、ギアチェンジの時間を限りなく短く行なってくれるという素晴らしい仕組みですね。

M DCT Drivelogicには、動力伝達を遮断することなくエンジンの出力を提供する7速DCTに加え、EDC、パワステ、DSCのモードを総合的に電子制御するシステムが搭載され、様々なドライブシーンに対応できるよう複数のプログラムモードを持っていてステアリングのMボタンで切り替えられるんですよ！！

インテルラゴスブルーのM3には６速マニュアルトランスミッションが搭載され、M3には珍しいウッドパネルの内装になっています。